40代を過ぎると肌は段々と衰えを感じ始めます。
若い頃は一晩寝れば疲れた顔も元通りになっていたのに、年齢を重ねると共に顔の疲れもなかなか取れなくなり、それが定着してしまうこともあります。
しかし、日頃の生活を見直しながら適切なケアを行えば、たとえ重力に従ってたるみが現れた肌であっても改善が期待できます。
まずは睡眠を見直そう
たるみがひどいと嘆いている人は、重力のせいにする前に日々の生活を見直してみることが大切です。
人の肌細胞を元気にするために必要なのが適切な睡眠であり、現代人は睡眠不足の人が多いといわれています。
睡眠不足になると成長ホルモンの分泌量が減り、傷ついた細胞の修復や細胞の生まれ変わりがスムーズに行われなくなります。そうすると、古い細胞のが増えますので、たるみが現れやすい状態になりますし、一度現れたトラブルはなかなか良くなりません。ですから、日々の睡眠をきちんと確保することを考えなければなりませんが、その場合はただ時間だけを確保すれば良いのではなくて質の面までチェックする必要があります。
睡眠の質が向上すると短い時間であってもたくさんの成長ホルモンが分泌されるようになります。それが肌細胞の活性化につながってたるみ肌の改善になりますので、質を向上できるように快眠対策を考えることが重要です。
毎日のスキンケアも充実させる
たるみ肌イコール年齢肌ですから、お手入れ不足も考えられます。
肌中の成分は若い頃と比べると大きな変化が起こっており、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿、潤い成分がかなり減っています。これらが足りなくなると肌にハリがなくなって弾力が失われますし、毛穴も縦長になります。縦長の毛穴を見つけたらたるみが起こっている証拠ですので、肌のお手入れを見直さなければなりません。
たるみの気になる年齢肌に効く成分としては、やはり足りなくなったものを補うという観点からセラミドやヒアルロン酸、コラーゲンが有効です。どれも有名な成分ですが、その中でもコラーゲンを取り入れている人がかなり多いようです。コラーゲンを利用する場合に覚えておきたいのは低分子化されているタイプを選ぶことであり、通常のコラーゲンでは肌に浸透できないということを覚えておかなければなりません。低分子化されていれば、肌の奥深くまでスムーズに浸透します。
フェイスストレッチも大事
重力に負けてしまうのには、筋力が衰えていることも関係してます。
体が衰えるのと同じように顔の筋肉も少しずつ低下していきますので、顔のお肉を支える働きが足りなくなってたるみが生じます。これに対処するには筋力のアップが必要不可欠であり、化粧品によるお手入れだけでは解決できません。
毎日フェイスストレッチを行うことで適度な筋力を養うことができます。日頃使っていない部分の筋肉を使うのですから、ストレッチを始めたばかりの頃には思うように動かせないかもしれませんが、慣れてくるとスムーズに行えるようになりますし、辛いと感じることも減っていきます。
フェイスストレッチを続けると顔全体がリフトアップされますので、頬部分がたるんでブルドッグのような状態になるのを防ぐことができますし、下がった口角を再び上げることができます。引き締まった肌を作るためにも重要なことですので、日々のお手入れにフェイスストレッチをお勧めします。
オススメ簡単フェイスストレッチ
フェイスストレッチは毎日続けることが大切です。
そこで、フェイスストレッチはいろいろな方法がが簡単なものをいくつかご紹介しましょう。
口のストレッチ
顔の筋肉は口の筋肉につながっていますので、口の筋肉を動かせば顔全体の筋肉が連動して動きます。
口のストレッチは、大きく口を「あいうえお」の形に動かします。
なるべく大きく動かして,5秒くらいずつキープすると効果的です。
舌のストレッチ
口を開けて舌を出して上下左右に動かします。3回ずつ動かします。できるだけ大きく口を開けて動かすと二重アゴにも効果が期待できます。
目のストレッチ
目を強く閉じたり、緩めたりを5回繰り返します。
まゆ毛も上下に動かしましょう。
目を上下左右に動かします。目もとのシワや皮膚のたるみに効果があります。
顔全体のストレッチ
顔じゅうの筋肉を思い切り動かして、表情をほぐします。
頬を膨らませたり、口をすぼめたりするのも良いでしょう。
アゴを上にあげたり、下に向けたりして首筋を伸ばすのは
フェイスラインのシェイプアップに効果的です。
たるみ予防には
重力に負けてたるみが現れるのは顔の筋力が低下しているためですので、フェイスストレッチが有効です。肌細胞の働きが低下することもリスクにつながりますので睡眠の質を高めて成長ホルモンの分泌量を増やすことも効果的ですし、ハリや弾力をアップさせるセラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなどを取り入れるのもおすすめです。
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